会報誌 2019年12月掲載

株式会社ABTを子会社化 中央自動車工業

 中央自動車工業株式会社(代表取締役社長:坂田信一郎)は11月28日の取締役会において、三菱商事株式会社から株式会社ABTの発行済株式を一部取得することにより、ABTを株式交換完全子会社とする簡易株式交換を行うことを決議し、同日付けで株式譲渡契約及び、株式交換契約を締結したことを発表した。

 今回の子会社化の目的として、同社の企業理念である「世界のネットワークを通じて環境にやさしく、安全と豊かなカーライフを創造して、社会に貢献する」を実現するために、ABTの持つネットワークを生かし、これまで以上にメーカー機能を持つ「商社」としての強みを発揮していきたいとした。


Goodyear エアスプリング取扱い開始 中野スプリング

 中野スプリング株式会社(代表取締役社長:中野隆平)は、約550種類のGoodyear エアスプリングを扱う日本輸入総輸入代理店となったと発表した。

 優良部品でエアスプリングの流通量はまだまだ少ないため、ユーザーも様々な不安や疑問を抱えている。

 リニューアルした同社のホームページでは、エアスプリングに関するQ&Aコーナーを新設しており、様々な疑問に回答しているなど、非常に分かりやすいホームページになっている。


令和元年台風第19号災害義援金 ニッパン

 日発販売株式会社(代表取締役社長:中嶋達朗)は、今年10月に日本を襲った「令和元年台風第19号」被災地に対する支援として、関連グループ会社19社で、長野県に総額500万円の義援金を拠出すると発表した。


足利工場「無災害記録370万時間」達成 バンドー化学

 バンドー化学株式会社(代表取締役社長:吉井満隆)は、足利工場(栃木県足利市)が、死亡災害、休業1日以上の災害発生ゼロの無災害記録延べ370万時間(2013年9月3日から2019年7月4日まで)を達成し、2019年10月10日に厚生労働省から無災害記録証(第一種)を授与したことを発表した。

 厚生労働省労働基準局長は、一定の無災害記録を達成した事業所に対し、無災害記録証を授与しており、今回、足利工場は「ゴム製造業」の業種での受賞となった。

 同社グループは、今後も、危険・事故の芽を無くし、労働災害の予防に努め、次の第二種基準である延べ560万時間を目指したいとした。


ETロボコン2019で初優勝  日立オートモティブシステムズ

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 日立オートモティブシステムズ株式会社(プレジデント&CEO:ブリス・コッホ)は、11月20日にパシフィコ横浜にて開催された、ロボット制御コンテストの全国大会である「ETロボコン2019」チャンピオンシップ大会において、佐和工場から出場したチーム「たかばーす」の健闘により、アドバンストクラスにおける競技の部門で、日立グループとして初優勝したことを発表した。

 「たかばーす」は入社2年目の11名から成るチーム。自社の強みである車載カメラの画像認識技術や、車両運動を制御する制御ユニットのアルゴリズムの一部を応用してロボットに搭載し、本大会に臨んだ。これにより、障害物が設置されたコースをスムーズに走破できたことに加え、5色のブロックをそれぞれの指定場所に配置する課題では、画像認識技術により正確にブロックの色を識別することで、素早い配置作業とともに、設定された難課題を全てクリアするパーフェクトな走行を達成、競技の部門で優勝を果たした。

 同社は今後も、技術力を競うイベントに積極的に参加し、技術力を研鑽するとともに、技術で世界に貢献し続ける企業を目指していくとした。


HexaTech, Inc. を子会社化  スタンレー電気

 スタンレー電気株式会社(代表取締役社長:北野隆典)2019年11月25日開催の取締役会において、同社のグループ会社である「StanleyElectric Holding of America, Inc.」が、米国で窒化アルミニウム(AlN)半導体基板の開発・製造・販売を行っている「HexaTech, Inc.」の株式を取得し、子会社にすることを決議したことを発表した。



一般社団法人日本自動車部品協会 JAPA