会報誌 2017年5月掲載

新社長にクラウス・メーダー氏内定 ボッシュ

 ボッシュ(本社=東京都渋谷区、ウド・ヴォルツ社長)は4月3日に、ヴォルツ社長が6月30日付で退任することと、新社長にクラウス・メーダー氏(写真、提供:Bosch)が就任予定であることを発表した。

 メーダー氏は1987年にドイツのロバート・ボッシュに入社。ステアリング・システム ハードウェアエンジニアを経て、シャシーシステム事業部部門長やオートモティブ・エレクトロニクス事業部事業部長などを歴任してきた。


石井靖二氏が社長に内定 日清紡ブレーキ

 日清紡ブレーキ(本社=東京都中央区、西原孝治社長)は、新社長に現副社長の石井靖二氏が内定したことを発表した。

 6月下旬開催予定の株主総会や取締役会、監査役会の決議を経て正式決定する。現社長の西原氏は会長に就任する予定。


リチウムイオン電池開発会社を設立 古河電池

 古河電池(本社=神奈川県横浜市、徳山勝敏社長)は4月24日に、首都大学東京と次世代リチウムイオン電池開発会社のABRI(本社=東京都八王子市、阿部英俊社長)を4月3日付で設立したことを発表した。

 古河電池と首都大学東京の金村聖志教授研究室は、2012年から次世代リチウムイオン電池の開発を共同で進めてきた。これまでの共同研究の成果や、同研究室が開発した新型パレーターを用いた高安全化技術を融合し、リチウムイオン電池のさらなる高性能化と実用化を目指すことで同意した。

 ABRIは同大学の南大沢キャンパスのプロジェクト研究棟内に設置され、古河電池は同大学発ベンチャーとして支援する。


ブレーキ技術教育巡回車両を出展 曙ブレーキ工業

 曙ブレーキ工業(本社=埼玉県羽生市、信元久隆社長)は4月15、16日に東京都江東区で行われた「みんなの楽ラク運転講習会」にブレーキ技術教育巡回車両を出展。ブレーキの製造工程や仕組み、ブレーキ整備を正しく行うことの大切さを説明した。

 同講習会は「モータースポーツジャパン 2017 フェスティバル イン お台場」の会場内で開催され、日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)が交通安全促進を図る目的で年に1回行っている安全運転講習会。

 同車両は、ブレーキの特徴やメンテナンス時に注意すべきポイントなどの認知向上を目的としている。全国のディーラーや整備工場、小学生の社会科見学、地域のイベントなどに年間200回以上派遣されている。


取締役と監査役を選任 日本特殊陶業

 日本特殊陶業(本社=愛知県名古屋市、尾堂真一社長)は、4月1日付で新執行体制に移行した。取締役と監査役は、以下の通り。

 ▼代表取締役・取締役会長兼社長=尾堂真一▼同・取締役副社長=柴垣信二▼同・同=大川哲平▼取締役=河尻章吾▼同=中川武司▼同=川合尊▼同=奥山雅彦▼社外取締役=大瀧守彦 ▼同=安井金丸▼同=玉川惠▼常勤監査役=松成慶一▼同=水野文夫▼監査役=佐尾重久▼同=増田健一


取締役と監査役を決議 日発販売

 日発販売(本社=東京都港区、八代隆二社長)は、4月20日の取締役会で、6月予定の定時株主総会と取締役会終了後の取締役と監査役の決議を行った。

 ▼代表取締役社長=八代隆二▼取締役=冠木勉▼同=嘉戸廣之(日本発条代表取締役副社長)▼同=鎌田正典▼同=高村泰弘▼常勤監査役=山田茂男▼監査役=清水健二(日本発条常勤監査役)


「上海モーターショー」に出展 アイシン精機

 アイシン精機(本社=愛知県刈谷市、伊原保守社長)などアイシングループ6社は、4月21~28日に中国・上海の国家会展中心で開催される「2017年上海モーターショー」に出展した。

 同グループの環境貢献への取り組みの紹介や、車両運動統合制御を行う製品などの展示を行った。


グループ会社が上海ショーに出展 日立オートモティブシステムズ

 日立オートモティブシステムズ(本社=東京都千代田区、関秀明社長)のグループ会社の日立汽車系統(中国)有限公司は、4月21~28日に中国の上海で行われる「2017年上海モーターショー」に出展した。

 出展テーマは、「Moving Forward! 人・クルマ・社会がつながる未来へ」。自動運転や電動化など、次世代車両の実現に貢献する製品・システムを紹介した。


ケミカル子関連会社を吸収合併 ミヤコ自動車工業

 ミヤコ自動車工業(本社=東京都港区、坂森正信社長)は、100%子会社でオートケミカル製品の製造・販売を行う三興油脂(本社=東京都大田区)を5月1日付で吸収合併した。

 合併に伴い三興油脂は解散し、ミヤコ自動車工業ケミカル部として事業を継続する。

 ミヤコ自動車工業は今回の合併により、ケミカル事業の製販一体による経営の合理化、技術開発力強化などによる事業拡大を図る。


「優良大規模事業所」に認定 曙ブレーキ工業

 曙ブレーキ工業(本社=埼玉県羽生市、信元久隆社長)の本社地区Ai-Cityが「優良大規模事業所(準トップレベル事業所)」に認定され、4月21日に認定書が交付された。

 「優良大規模事業所(準トップレベル事業所)」には、2011年に導入された埼玉県の「目標設定型排出量取引制度」で特に優れた対策を実施している事業所が認定される。


「洗車の日」啓発イベントを開催 オートアフターマーケット活性化連合

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 自動車用品関連の7団体で構成されているオートアフターマーケット活性化連合(AAAL、住野公一代表)は、4月19日に「洗車の日2017inパサール三芳 啓発イベント」を開催した。

 「洗車の日」はカーユーザーの洗車への意識を高めることが目的で、「良いつや」の語呂にちなみ4月28日に設定されている。今回で9回目。

 PAでは2回目のイベントとなる今回は、自動車用品小売業協会(APARA)の小林喜夫巳会長や日本オートケミカル工業会(渡邊真也理事長)の渕田昌嗣理事、全国自動車用品工業会の西脇保彦理事長らが参加した。

 メーカーから提供された洗車用品や洗車のノウハウがまとめられた小冊子のセット約千個を配布し、「洗車の日」をアピールした。

 渕田理事は「メーカーが協力的。業界内から一般に広まってきている。もっとアピールをしていきたい」と語った。

 節目の10回目となる次回は開催規模を拡大する見込みで、東京オートサロンでのブース出展も予定されている。



一般社団法人日本自動車部品協会 JAPA