(1)貴社の従業員数は。

　　　11〜  20人　　　　 　　　　26％

　　　21～  30人　　　　 　　　　23％

　　　31〜  50人　　　　 　　　　18％

　　　  6～  10人　　　　 　　　　10％

　　　51～100人　　　　 　　　　10％

　　　100人以上　　　　 　　　　  8％

　　　1～5人　　　　 　　　　　　5％

(2) 貴社の年商は。(グループ企業などの場合は、自動車関連部門の売上)

　　　1億〜10億円以下　 　　　　54％

　　　10億〜30億円以下 　　　　 35％

　　　50億円以上　 　　　　　　　5％

　　　5千万円以下　　　 　　　　  3％

　　　30億〜50億円以下 　　　　   3％

(3)貴社の社長の年齢は

　　　51〜60歳　　　　　 　　　　39%

　　　61〜70歳　　　　 　　　　　36％

　　　71歳以上　　　　 　　　　　11％

　　　41〜50歳　　　　 　　　　　  8％

　　　40歳以下　　　　 　　　　　   6％

(4)16年の売上金額増減は。

　　　増加した　　　　 　　　　63％

　　　減少した　　　　 　　　　23％

　　　変わらない　　　 　　　　14％

(5)〈(4) で増加または減少したと回答した方のみ〉その増減は。

　　　5％未満　　　　　 　　　　57％

　　　5〜10％　　　　　 　　　　36％

　　　10〜20％　　　　 　　　　   8％

(6)16年に、貴社の業務の中で最も利益をあげたのは。

　　　一般補修部品販売　　　　　 61％

　　　リサイクル部品販売　　　　 24％

　　　タイヤ販売　　　　　　　　　5％

　　　機械工具販売　　　　　　　　2%

　　　用品･アクセサリー販売　　　  2%

　　　その他　　　　　　　　　　  10％

　　　・リビルト部品

　　　・エンジンオイル

　　　・大型ライニング

　　　・張り替え用工具

(7) 補修部品の中で販売量が増加したもの、減少したものは。

　　【増　加】

　　　・ディスクパッド(回答多数)

　　　・バッテリー(回答多数)

　　　・オイルエレメント(回答多数)

　　　・エアコンフィルター(回答多数)

　　　・ブーツ類(回答多数)

　　　・リビルト部品(回答多数)

　　　・ブレーキパーツ(回答多数)

　　　・スタビリンク

　　　・ディスクローター

　　　・ロアアーム

　　　・イリジウムプラグ

　　　・エアエレメント

　　　・ATF

　　　・クラッチ

　　　・サスペンションパーツ

　　　・シリンダー

　　　・タイヤ

　　　・トレーラー部品

　　　・ベルト

　　　・ラジエター

　　　・ワイパーラバー

　　【減　少】

　　　・タイミングベルト(回答多数)

　　　・ディスクパッド(回答多数)

　　　・板金部品(回答多数)

　　　・カップキット(回答多数)

　　　・ウォーターポンプ

　　　・エアエレメント

　　　・ケミカル

　　　・ドライブシャフトブーツ

　　　・プラグ

　　　・ワイパー関連品

　　　・エンジンオイル

　　　・オイルエレメント

　　　・タイヤ

　　　・マフラー

　　　・ライニング

　　　・ロングライフクーラント

(8) 補修市場全体の景況感は。

　　　やや悪化した　　　　　　　 39％

　　　変わらない　　　　　　　　 32％

　　　やや好転した　　　　　　　 19％

　　　好転した　　　　　　　 5％

　　　悪化した　　　　　　　　　 5％

(9) 貴社が16年に最も販促に力を入れた商材は。

　　・エンジンオイル(回答多数)

　　・バッテリー(回答多数)

　　・エアコンフィルター(回答多数)

　　・タイヤ(回答多数)

　　・ディスクパッド(回答多数)

　　・リビルト部品(回答多数)

　　・オイルエレメント

　　・機械工具

　　・リサイクル部品

　　・ETC

　　・エアコンガス

　　・大型車用リビルトブレーキシュー

　　・大型車用タイヤ

　　・カーナビ

　　・コンピュータシステム

　　・整備工場との受注システムの展開

　　・ターボチャージャー

　　・TBOフロントバンパー

　　・ディスクローター

　　・ディスクキャリパー

　　・トレーラーの電子制御部品

　　・板金業者向けの新商材

　　・ブレーキローター研磨

　　・ラジエター

　｢売上増｣は前回の38%から63%に増加。「売上減」は同31％から23％に減少した。補修市場全体の景況感の「好転」と「やや好転」は同10%から24%に増加。「やや悪化」と「悪化」は同68％から45％に減少した。

　売上と景況は、ともに好転の割合が増えており、回復傾向であることが判明した。

　販売が増加した商品ではバッテリーやオイルエレメント、重点商品ではバッテリーやタイヤ、エアコンフィルターが昨年に続いて多数挙げられた。

(1)16年は大地震や台風などの自然災害により、自動車業界は工場の操業停止や流通路の寸断など、大きな影響を受けました。
貴社では、自然災害による業務上の影響を受けたことはありますか。また、対策を考えていますか。

　　　未経験で、未対策　　　　　　　　65％

　　　経験したが、未対策　　　　　　　24％

　　　経験して、対策済み　　　　　　　  9％

　　　未経験だが、対策済み　　　　　　  3％

(2) 〈①で経験、対策済みと回答した方〉どのような経験や対策をしましたか。

　　・震災(回答多数)

　　・豪雨での水害(回答多数)

　　・納期の大幅遅れ

　　・台風で会社付近の電柱が倒れ、3日間停電した

　　【対　策】

　　・機械の配置変更や固定

　　・パソコンデータのバックアップ

　　・保険への加入

(3) 16年で最も印象に残った自動車業界(含むアフターマーケット)の出来事は。

　　　自動運転動向(回答多数)

　　　次世代車増加(回答多数)

　　　先進安全技術の高度化

　　　三菱自の燃費不正問題と日産への傘下入り

　　　アフターマーケットサプライヤー活性化委員会設立

　　　アマゾンにダイハツ用品の公式ページができたこと

　　　カーシェアリング

　　　JAPA加盟の部品卸商による整備工場や中古車販売店の買収や系列化

　　　人工知能

　　　ディーラーレバレートの下降

　　　トヨタとスズキの提携

　　　トヨタのEV本格参入

　　　テスラ受注が30万台超

　　　板金業の仕事の大幅な減少

　　　部品商のグループ化

　　　ブロードリーフの動向

　自然災害は7割が未経験で、対策済の企業は1割にとどまった。

16年で印象に残った出来事には、自動車の技術革新の話題が多数挙げられた。

(1)商材の仕入など部品商業務において、Eコマース(電子商取引)を利用したことはありますか。

　　　ない　　　　　　　　59％

　　　ある　　　　　　　　41％

(2) 〈①であると回答した方のみ〉どのような取引をしましたか。

　　・商品購入(回答多数)

　　・卸商ルートに無い消耗部品の購入

　　・安い価格の商品の購入

　　・中古部品の仕入

　　・通常仕入れ先との取引

　　・リサイクル部品の購入

(3) 部品用品ネット販売などアフターマーケットのEコマース拡大で、貴社は何らかの影響を受けていますか。それは、どのような影響ですか。

　　　受けている　　　　　　　　59％

　　　【影　響】

　　　・価格の低下(回答多数)

　　　・売上の減少(回答多数)

　　　・エンドユーザーの部品持ち込み

　　　・タイヤの安売り

　　　・ケミカルや工具の売上減少

　　　・顧客の流出

　　　・取扱商品の拡大

　　　・ブレーキパッドの売上減少

　　　受けていない　　　　　　　　39％

　Eコマースの利用経験は4割にとどまったものの、影響を受けているという回答は6割を超えた。

利用では商品購入、影響では価格の低下や売上の減少が多数挙げられている。特に、消耗品での影響が目立っているという回答が多く寄せられた。　　　(次号へ続く)