JAPAとは会員企業一覧統計資料求人企業情報お問い合わせ

TOPICS

img


部品メーカー約100社が技術力競う

 今回の東京モーターショーには、国内外から部品メーカー101社が出展し、運転支援システムや次世代自動車関連システムなど、最先端の自動車部品・技術を紹介した。各メーカーでは、実演やドライビングシミュレータなども交え、工夫を凝らして来場者に自社の技術力をアピールした。


img



 曙ブレーキ工業は、高性能量販車向けに開発したオポーズド10ポットブレーキキャリパーと6ポットブレーキキャリパーを紹介。また、モータースポーツ用車両向けのブレーキシステムや同社のブレーキシステムを搭載したレース用車両、銅フリーブレーキパッドなども展示した。

img

img



img

 日立オートモティブシステムズは、スポンサーを務めるインディカーレースや国内で展開するスーパーフォーミュラカーの映像などで疑似ドライブ体験ができるアトラクション「モーションライドシアター」を、前回ショーに引き続き設置。来場者による長蛇の列ができた。また、同シアターで映像を使用したインディカーとスーパーフォーミュラカーの実車も展示した。


img

 スタンレー電気は、ランプとウィンドウを一体化させリアウィンドウの一部が面発光する「ウィンドウリアランプ」等を参考出品したほか、車内環境を測定し、最適な環境に設定する「ドライバーズアシスタントシステム」やOLED(有機EL)リアランプなどを展示紹介した。


img

 日本特殊陶業は、自動車業界の様々な分野で活躍する同社製品を展示紹介した。スパークプラグ、排気酸素センサなどの自動車関連製品を中心に、車載用半導体パッケージや機械工具なども展示した。また、燃料電池車の安全確保に欠かせない「水素漏れ検知センサ」、走行時における排気ガス中の有毒物質の濃度をリアルタイムに計測する「コンパクトマルチガス計測器」も出展した。


 ボッシュは電動化、自動化、ネットワーク化の各分野における最新製品・技術を紹介した。電動化によってより燃費性能や加速性能を向上させた48Vハイブリッドシステム、自動運転支援システムを中心に各種製品・技術を紹介。アフターマーケット関連では、エアコンフィルター、バッテリー、ワイパー「エアロツイン」の3点を展示しアフターマーケットへのさらなる認知向上を図った。

img

img



 大野ゴム工業は日本自動車部品工業会(部工会)のブースで共同出展し、ドライブシャフトブーツやステアリングブーツ、リフト用ゴムパッドなどの同社製品を展示紹介した。

 同じく部工会ブースで出展した西岡可鍛工業は、「mountain」ブランドの高性能ブレーキディスクをPRし、認知向上を図った。

img

img



img

 HKTでは、OEM関連と市販関連の主力製品を展示紹介した。市販関連では、国内市場の主力製品であるワイパーやグロープラグ、エアーホーン等を展示紹介し た。OEM関連では、大型車向けに燃費効率向上など環境対応製品を展示紹介した。


img

 KYBは、「80周年の感謝と2020年への飛躍」をコンセプトに、自動車用ショックアブソーバや二輪車用サスペンションなどの製品を展示紹介。またドライビングシミュレータや鈴鹿8時間耐久レース参戦車なども展示した。


 日本サーモスタットは、新たに量産化を開始した次世代車用サーモスタットを参考出品。この他にも電子制御サーモスタットや樹脂一体サーモスタット、高応答サーモスタットなど最新製品各種を展示紹介した。

 京都機械工具では、作業履歴を記録できるデジタルトルクツール「デジラチェ メモルク」などを参考出品したほか、SKセールの対象製品となっているカラーツールボックスなども展示した。


img

img



 アイシン精機などアイシングループ6社は「環境・燃費」、「安心・安全」、「快適・利便」をテーマに、ハイブリッドトランスミッションや回生協調ブレーキシステムなどのハイブリッド車向け製品のシステム、ドライバーモニターシステム、カーナビゲーションシステムなど、グループ各社の最新製品・技術を紹介した。

img