JAPA　日本自動車部品協会

　6月26日、明治産業の会議室で正・準会員合同の貿易部会および海外セミナーを開催し、およそ40名が参加しました。

　貿易部会のメンバーが毎年、補修部品の輸出入動向や部品貿易における現状や課題をまとめた「貿易部会調査報告書」について、貿易部会の関東座長であるエンパイヤ自動車(株)の久原克三海外営業部長が解説しました。

　2014年1〜12月の貿易部会メンバー13社による輸出実績は642億円で、前年比11.7％増とふた桁の伸びを示しました。地域別では中近東、北米、アフリカ向けが前年に比べ30％近く伸びています。

　セミナーは日本貿易振興機構（ＪＥＴＲＯ）海外調査部中東アフリカ課の常味高志課長を講師に招き、ドバイ・サウジ・エジプトを中心とした最近の中東情勢とビジネス上の留意点を、また同じくＪＥＴＲＯの知的財産アドバイザー、服部正明様に中国を中心とした模倣品の現状と具体的な対応策、中国での権利行使について講演していただきました。

　セミナー終了後は講師も交えた懇親会を開き、活発な情報交換が行われました。